筋トレ入門
投稿:2024/01/27

筋トレのベンチについて

筋トレのベンチとは、胸や肩、腕などの筋肉を鍛えるための器具です。 ベンチに寝て、重りをつけたバーベルかダンベルを持ち上げる動作を繰り返すことで、 筋力や筋肥大を促進します。

ベンチの種類

ベンチには、いくつかの種類があります。代表的なものは以下の通りです。

  • フラットベンチ:ベンチの角度が水平になっているもので、胸全体を均等に鍛えることができます。
  • インクラインベンチ:ベンチの角度が上向きになっているもので、胸の上部や前三角筋を重点的に鍛えることができます。
  • デクラインベンチ:ベンチの角度が下向きになっているもので、胸の下部や大胸筋を重点的に鍛えることができます。

ベンチの効果

ベンチは、主に以下の効果が期待できます。

  • 胸や肩、腕などの筋肉を発達させることで、見た目や姿勢が良くなります。
  • バーベルを安定させるために、体幹やバランス感覚も鍛えられます。
  • 重量を増やすことで、筋力やパワーも向上します。

ベンチの注意点

ベンチは、正しいフォームと安全な方法で行う必要があります。以下の点に注意しましょう。

  • バーベルを持ち上げるときは、肘を曲げて腕に力を入れます。肘を伸ばしすぎると関節に負担がかかります。
  • バーベルを下ろすときは、胸までゆっくりと近づけます。胸につけすぎると胸筋にダメージを与えます。
  • バーベルを動かす範囲は、上半身の中心線から外れないようにします。左右にずれると筋肉のバランスが崩れます。
  • 自分の力以上の重量を扱わないようにします。無理をすると怪我や事故の原因になります。
  • スポッター(見張り役)やラック(支え)を用意しておきます。万が一バーベルが落ちそうになったときに備えます。

より本格的な筋トレを行う場合、ベンチは必要不可欠となります。ベンチがあればかなりの種目をカバー 出来ます。できる種目はたくさんありますが、ここでは代表的なものを紹介します。

ベンチプレス

ベンチプレスは、ベンチに仰向けに寝て、バーベルやダンベルを持って胸の前から上に押し上げる種目です。胸や三角筋、上腕三頭筋などを効果的に刺激できます。重量やセット数、レスト時間などを調整して、自分の目的に合わせて行いましょう。

インクラインベンチプレス

インクラインベンチプレスは、ベンチプレスと同じように行いますが、ベンチを15度から45度くらいの傾斜にして行う種目です。胸の上部や前三角筋により負荷がかかります。胸の形を整えるのに効果的です。

デクラインベンチプレス

デクラインベンチプレスは、ベンチプレスと同じように行いますが、ベンチを逆に傾斜させて行う種目です。胸の下部や下三角筋により負荷がかかります。胸の厚みを増すのに効果的です。

ダンベルフライ

ダンベルフライは、ベンチに仰向けに寝て、ダンベルやケーブルを持って両腕を横に広げてから中央に寄せる種目です。胸の内側や大胸筋の伸展を促します。バーベルやダンベルよりもケーブルを使った方が、より一定の負荷がかかります。

ダンベルパルスオーバー

ダンベルパルスオーバーは、ベンチに横向きに寝て、両手でダンベルを持って頭上から後ろに伸ばしてから元に戻す種目です。胸や背中の大きな筋肉を同時に鍛えることができます。呼吸も重要で、ダンベルを後ろに伸ばすときは吐いて、戻すときは吸ってください。

以上が、筋トレのベンチでできる種目の一部です。これらの種目を組み合わせて、自分のトレーニングプログラムを作ってみましょう。筋トレの効果は個人差がありますが、継続して行えば必ず結果が出ます。頑張ってください!

ベンチの価格

ベンチはAmazon等でも購入できます。価格は5千円~5万円程度と、結構な幅がありますが、1万円 前後のインクラインベンチをおススメします。場所を取るので、折り畳み式が無難です。

ベンチは、胸や肩、腕などの筋肉を鍛える効果的な器具です。 しかし、正しいフォームと安全な方法で行わなければなりません。 自分のレベルに合わせて重量や回数を調整しましょう。 そして、常にスポッターやラックを用意しておくことを忘れないでください。