プッシュアップ

プッシュアップは、上半身の筋力を鍛える効果的なエクササイズです。 しかし、正しいフォームで行わないと、効果が半減したり、怪我をしたりする可能性があります。

プッシュアップの基本的なやり方を紹介します。

まず、うつ伏せになります。手は肩幅より少し広めに床につきます。 手のひらは肩の下に来るようにします。

次に、足を伸ばしてつま先で床につきます。背中はまっすぐに保ちます。 これがプッシュアップのスタート位置です。

その後、腕を曲げて胸を床に近づけます。このとき、 肘は体に沿って動かします。肘が90度になるまで下ろします。 最後に、腕を伸ばして元の位置に戻ります。これを繰り返します。

プッシュアップの注意点

プッシュアップを行うときに注意するポイントは以下の通りです。

腕を曲げる時はゆっくりと。そうすることでより効果を高められます。

肩甲骨は寄せて動かします。肩が耳に近づかないようにします。

腹筋を締めてお腹を突き出さないようにします。お尻も上げたり下げたりしないでください。

呼吸は止めずに行います。下ろすときに吐いて、上げるときに吸います。

なおプッシュアップは、自分のレベルに合わせて難易度を調整することができます。 例えば、以下のような方法があります。

足を床ではなく椅子やベンチなどの高い場所に置くと、より負荷がかかります。

逆に、手を高い場所に置くと、負荷が減ります。

手の位置を変えることで、鍛える筋肉の部位を変えることができます。手幅を広くすると胸筋が、 手幅を狭くすると三角筋がメインになります。

手や足を揃えて行うとバランス感覚も鍛えられます。なお回数は限界までが理想ですが、最初は１０回 程度を目標にするのも良いですね。

プッシュアップは、自宅でも簡単にできるエクササイズですが、正しいフォームで行うことが重要です。 この記事で紹介したやり方やポイントを参考にして、効果的に筋力アップを目指しましょう。