コリドラスの寿命

コリドラスは種類により寿命が異なり、およそ３年～10年ほど生きます。小さい品種でも寿命は長い傾向 にあり、サイズの大きい品種はやや寿命が短いです。小型魚としては全体的に寿命はやや長めの 傾向がありますので、長生きする事を前提にして飼育されることを推奨します。

環境により寿命は異なります

生息する水槽の環境によってもコリドラスの寿命は大きく左右されます。あまり高水温にならず、 適度な水流があり、エサも適量であれば長生きしますが、反対に夏場に高水温になり、水流が少ないと 病気にもなりやすく、短命になりやすいですね。

またコリドラスの個体差もあり、同じ品種でも短命な個体、長寿な個体は存在します。生命力の差かと 思いますが、外観での判断は不可能かと思います。またオスよりもメスの方が長生きします。 これは他の熱帯魚でも同じですね。最長で20年生きた個体もいるそうです。

改良品種はやや短命

コリドラスでも、一般に流通している品種は養殖個体です。東南アジアでブリーディングされたもので 平均寿命は５年～７年前後といったところですね。飼育する側としては、寿命が長すぎず、短すぎないので バランス的には良いかなと思います。

野生種は長寿タイプが多い

野生種（ワイルド）は南米の自然環境で生まれ育った個体なので、生命力が強く、長生きしやすいです。 ただし、捕獲した時点での年齢にもよるので必ず長く飼えるとも言い切れません。

また野生種は大型種も多く、大型種ほど平均寿命は長くなります。なかには１０年ほど生きる個体もいる ので、それも踏まえて飼育するようにしましょう。

コリドラスの寿命は環境次第

コリドラスは品種により平均寿命は異なりますが、生息環境さえ良ければ長生きしやすいです。 水温は２４℃で固定して、夏は水槽のフタを開けるなど放熱対策をしっかりと行い、適度な水流があり、 適度な水換え、栄養バランスの良い適量のエサがあれば長生きします。

他の熱帯魚と比べてもかなり長寿な方なので、途中で飼育に飽きないようにしたいものです。しっかりと最後まで 飼育するぞという気持ちをもって購入するようにして下さいね。