コリドラスの最後
このページでは、コリドラスが最後に死ぬパターン、死亡例を紹介していきたいと 思います。よくあるパターンなので、不意のコリドラスの事故死を防ぐ為にも御一読下さい。
コリドラスの老衰

コリドラスの場合、「ある日突然」死んでいた場合が多く、明確な老衰は感じません。 比較的長寿命で、成長しきるとそれ以上は大きくならないですね。長生きしている個体は 活発さはやや薄れますが、明確な老化は見受けられません。
また、コリドラスは死ぬ数日前に急に猛烈に速く泳ぐ事があります。キリモミ状に泳いだり、 今までに無い速さで泳ぎ回り、翌日には横になってお亡くなりになるパターンです。 動物は死ぬ前に急に元気になる事があるので、その類なのかなとも思いますが、これは コリドラス特有のものですね。他の熱帯魚では聞いた事がない習性です。
寿命が近い、死にかけたコリドラスは、体色が黒くなってきます。泳ぎがゆっくりになり、エサを食べる ペースが落ちて痩せてきたりします。体が黒くなったら寿命のサインですね。
コリドラスの病死
これも死亡例としては多いかと思います。水カビ病の発見が遅れてモヤモヤに包まれたコリドラスは 衰弱死の可能性は高くなります。弱って泳げない、エサが食べられないくらいだともうダメな パターンが多いですね。
外的要因で死亡
コリドラスは水温が低いと最後は死んでしまいます。長年アクアリウムをされている方に経験者が 多いかと思いますが、冬に水槽用ヒーターの故障で水温が下がり、朝気が付いたら水槽に水滴が ビッシリ…。もちろん熱帯魚は全滅です。
筆者もグッピーで同じ経験があるので、ヒーターは1~2年で取り替えましょう。またヒーターは ワット数が小さいと可動回数が多くなり、寿命も短いと感じます。やや大きめの方が寿命が長いので 大きめのヒーターを毎年変えるのが理想です。予備も必ず用意しましょう。
エサを取れずに死亡
これはコリドラスと一緒にヤマトヌマエビを飼育し、エサは少なめに与えていたらしいですが ヤマトヌマエビはエサ取りの名人です。エサを抱えて走り回る生き物ですから、コリドラスに ほとんどエサがまわらず餓死。
コリドラスのお腹が凹んでいることに気が付かない飼育者も問題ですが、コリドラスとエビの混泳は 非常に難しいですね。アカヒレやテトラと飼うか、もしくはコリドラスのみで飼うのがベストです。
コリドラスが死んだら
ペットを飼う以上、避けて通れないのがペットとの「死に別れ」。コリドラスが死ぬのは悲しいですが、 死亡を確認したら、できるだけ土に埋めるなどの「土葬」をしましょう。またはティッシュに包んで 捨てる、トイレに流す方もいますができるだけ土葬をオススメします。
飼っていたコリドラスが死んでも、これはまた新しいコリドラスとの出会いの機会でもあります。 また同じ品種のコリドラスを買うか、飼ってみたかった他の品種を買うのも手です。 コリドラス1匹1匹を、ぜひ大事に育てて下さいね。