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ブーツの修理とカスタマイズ

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ブーツは、実は幾らでも直せます!

高価なブーツも長年箱に入れたままにしておくと、カビが生えてきたりしますが、実はカビは ほとんどの場合取れますし、すり減ったソール(靴底)も基本的には交換できますよ。

ソールの交換はグッドイヤー・ウェルト製法などの、靴のアッパーとソールを糸で縫ってある靴であれば 可能です。要は靴のフチを縫ってあるタイプならソール交換出来るわけですね。

なお、セメント製法といって糸を使わずソールを接着してある安価なタイプだと、ソール交換は 基本的にはできません。

 

ブーツのカビは除去できる!

本革ブーツは、天然皮革独自の美しさがありますが、手入れが悪いとカビが生えてしまう事もあります。 しかし、実はアルコールやクリーナーでかなり取れます。DIYでもいけますよ。

ただし、アルコールで拭く際には、まずは目立たない部分で色落ちしないか確認してから行いましょう。 綺麗な布にアルコールを付けて優しく拭いてみてください。アルコールティッシュが楽ですよ。

また、深く内部まで浸透したカビは個人では無理ですので、業者にクリーニングを依頼して下さい。 ちなみに、黒カビは取れやすく、茶色いカビは取れにくい傾向があります。

 

ソールの修理、交換

ソールもゴム製ですので、クレープソールの場合は長年放置しておくと黄色く変色したりしますが、 これは汚れ同様に、消しゴムやサンドペーパーで落とせますよ。

ソールは長年履いているとカカト部分が徐々にすり減ってきます。ある程度、大体八割くらい減ったら ブーツの型崩れの原因にもなりますので交換をお勧めします。

ソールの交換費用ほ、業者にもよりますが大体一万円からですね。新品のクレープソールに換えるか、または ラグソール、ビブラム(Vibram)ソールといって、黒くて滑り止めの付いたソールに交換することもできます。 これも様々なデザインの物があります。お好みで選んで下さい。

なお、クレープソールはカカトから磨り減るので、このカカト部分だけをカットして新しく張り替える方法も あります。これは靴の修理屋さんでできます。かなり安く済ませられるのでお勧めですよ。

ソールの他にも、ヒールカウンターといって、カカトの受け皿部分も潰れてきた場合に交換可能です。 ブーツは幾らでも直せて、長持ちしてかつ自分好みにカスタマイズだってできます。なので、長い目で見ると とってもお得なアイテムです。人生の相棒になるといっても過言ではないでしょう。

都会ですとブーツ専門店などもありますが、ネットで修理を受け付けているお店もたくさんあります。 かかる費用、日数も簡単に分かりますので、利用してみるのもお勧めですよ。

なお、レッドウイングのラインナップの中でも「スーパーソール」だけは、ソールの貼り方が 特殊なので、複数回の張り替えは難しいとおもいます。