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少々高価なブーツはお得に買いましょう!

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ブーツの価格は、合成革なら3000円以上、本革ならだいたい8000円以上はします。人気のある レッドウイングだと3万円以上ですね。品質=価格ではありますが、人気からの強気価格な部分もあります。長年履けるのでこれでも安いくらいですが、 他のブランドなら1万円台からでも楽しめますよ。

 

ブーツは試し履きが必要不可欠!

ブーツは、サイズ表記がやや特殊です。USサイズといって、足の長さと足の幅(ワイズ)で見ます。 なので、足が26cmだからといっても、まずは試着。ピッタリサイズか少し小さめを選びましょう。

ちなみに26cmはUSサイズでは7程度。USサイズは7、7.5、8、8.5と大きくなっていきます。 7.5は「7 1/2」と表記され、最初は戸惑いますが慣れれば平気ですね。

そして「ワイズ」ですが、これは足の幅の表記で、日本仕様だとDかEが普通です。最も多いのがEで、 やや幅広でゆったりしていて多くの方の足にあいます。Dは細めの仕様で、靴自体も細く見える利点があります。

また、同じUSサイズでもメーカーや靴の種類によって誤差があります。この誤差がクセモノです。 ブーツを履いて、カカトが浮かないか、など少し歩いて確かめましょう。

以上の理由で、ブーツの通販や現地からの個人輸入はオススメしません。最悪、小さすぎて履けない事も。 お店で試し履きして買わないと、サイズの合うブーツは入手できないと断言できます。

 

じつはブーツは中古品がかなりお得。

新品だと高価なブーツも、古着屋さんやリサイクル店で扱っている中古品だとかなりお得なプライスになっていたりします。靴にこだわらない、 ブーツの価値を知らない方も多いのと、ベストサイズでないと履けないのが理由だと思います。

少しホコリを被り、ややくたびれた感じの中古ブーツも、買って手入れすると驚くほどキレイになります。 特にレッドウイングの中古品が多く、だいたい1万円前後で買えるものが多い印象です。

中古の靴に抵抗のない方なら、断然中古ブーツをオススメします。ブーツは、まずは1足持ってみると その良さを知る機会になるかと思います。

さらに中古ブーツの良い点は、ある程度履かれているので、硬すぎず馴染むのが早い、歩きやすい点ですね。早めに 経年変化の現れたブーツになってくれます。まあ稀に新品同様のものもありますが…。

じっくりと探していくと、絶版物や10年以上前の年代物、限定生産のレア物も転がっています。新品では手に 入らない物もあるのが中古の魅力でもありますね。

ただし、中古の本革ブーツは、隅々まで良く見て、カビが無いのとソール(靴底)の減り具合や 小さい穴が空いてないか見て、さらに試し履きをして買いましょう。掘り出し物は多いですよ。 またブーツの中の、一番奥まで手を入れてカビの有無も確認しましょう。

ちなみに、お店によって値付けが結構違います。オススメはカカトの減りが少なく、革に傷が少ない物。 あまり履かれていないので痛みも少ないです。ツヤがなくても、磨けばすぐに戻ります。

また中古ブーツは夏前などのシーズンオフになると相場も下がります。よりお得に買えるので、 オフシーズンに安く買ってメンテしておくのが、ブーツを最もリーズナブルに入手するコツですね。

 

大型のシューズショップで、リーズナブルな新品も良し

本革ブーツも、レッドウイングだけではなく、例えばホーキンス製なら1万円台から新品ブーツが買えます。 本革でもリーズナブルな価格のメーカーもけっこう多いですね。

ABCマートなどのシューズショップでも、ティンバーランドをはじめ色々な種類の本革ブーツを扱っています。 興味のある方はぜひどうぞ。また靴のメンテナンス用品も一式揃っていますよ。

 

中古ブーツはカスタマイズのベースにも良し。

サイズも色も気に入ったブーツを入手したら、思い切ってカスタマイズとしてソール交換もいい方法です。 ソールを変えれば、くたびれた形のブーツも元のシルエットに戻りますし、「味のある美品」になります。 おすすめは「オールソール交換」で、革の部分以外を新品にすると見違えるほど良品になります。

カスタマイズすることで自分だけの好みの一足が出来上がります。本格的にブーツが気に入ったら チャレンジしてみる価値はあると思いますね。

 

レッドウィングの中古を買ってみました。

中古レッドウィングの画像1

つい先日、レッドウィングの中古品を買ったのでレポートします。ちょうど古着屋さんで物色中、 程度の良い個体を見つけたので購入。型崩れなし、ソールもほとんど減っていなく、目立ったキズもないものが 税別8500円で売られてました。

中古レッドウィングの側面

なかなか、味も出ていますしサイドのロゴマークのある旧タイプなのがいい感じです。ただ、この色は なんか珍しいですね。ピーナッツのような色あいです。試し履きもしましたが、かなりシワが少ないですね。 あまり履かれていない感じです。もったいない。

中古レッドウィングのタグ

はい、タグを見ると約14年前の年代物、定番のRWアイリッシュセッター875です。USサイズ8、ワイズDで足にピッタリ合いました。 タグの下の「7/04」から製造は2004年、7月と判明です。

中古レッドウィングのヒモを外したところ

これだけ古いと、正直メンテナンスのしがいがあるというもの。さっそく靴ヒモを外して ブラッシングしましょう。

中古レッドウィングの羽のホコリ

うわこれはすごい!w ホコリがこんもりですわw この靴は一体何年眠っていたんだ?ネットでも これだけホコリのあるのは見たこと無いですね。ブロワーとブラシでホコリ除去。

ミンクオイルとの比較

クリーナーでキレイにしてから、ミンクオイルを付けてびっくり。革がオイルをめっちゃ吸います。 塗ってるそばから吸収するので多めに塗ったんですが、色がめっちゃ変わってます。

中古レッドウィングの比較

右のブーツの革がミンクオイルを吸収して、オイルが多かったので こんなにも色が濃くなりました。これは変わりすぎ。

中古レッドウィングの手入れ後

革がオイルを吸収してツヤツヤ。ただ色が変わりすぎですよね~。ピーナツ色から茶色へ変身しました。 とりあえず12時間ほど放置して乾拭きします。

メンテ後の中古レッドウィング

こんな風になりました!めちゃキレイ! 後で知ったのですが、この個体、875「オロイジナル」は革がちょっと 特殊で、含んでいる油分で色あいが特に変わってくるようです。油分が少ないと色が薄いそうで、購入時は最も 油分が少ない状態だったようですね。オイルアップしたこの状態がもっとも色が濃い、本来の状態。

今回の件で学んだのは、本革の中古はモノによっては本来の色よりも薄くなっていること。靴の品番から、本来の色をよく 調べておくべきでした。そういえば、やたら色の薄い中古ブーツはけっこう見ますね。オイルアップで 本来の色に戻るというのは新しい発見でしたね。

黒いヒモのブーツの画像 ブーツを横から見た画像

ミンクオイルを塗って1週間後。だいぶ色が落ち着いてきました。さらにシューレースを100均で買った 黒紐に交換。どうも茶色系には黒いヒモが似合うようです。以前よりはカッコよくなったかと。 ただもうちょい細いヒモのほうが良かったかもしれないですね。

ヒモを通す「ハトメ」が片側に7つある「7ホール」、これはワークブーツでは標準的な形で靴ヒモは 長さ120cmのものがピッタリ合います。ホール数でヒモの長さも変わります。

いずれにせよ、中古でもメンテナンスすればこれだけキレイになるんです。超かっこいいので このブーツは大事にしたいですね。まあ新品で買うのが一番ですが、中古で安く買うのもやっぱり ありですよね。