レッドウイングなどの本革のブーツは、色艶が美しい反面、長期間放置するとカビが生える恐れが あります。まあ履かない期間は月に1度くらいはブラッシングしていればそうそう生えないですが、つい 放置していてカビが生えてしまった例は多いですね。
ブーツのカビは、埃と通気の悪さが原因ですので、履いたらブラッシングをすることを徹底すればかなり 防げます。サイト管理人も1度ブーツに小さい白カビが生えましたが、ブラッシングで取れました。
ブーツのカビの防止方法と、カビが生えた場合の対処方法を公開していきたいと思います。 まずは簡単な方法から紹介します。
これはカビが生えていないブーツにも有効で、アルコールティッシュで除菌、殺菌しておく方法です。 あらかじめ殺菌しておくことでカビの胞子も取り除けますし、カビが生えても初期の段階ならこれで スパっと取れる事もしばしば。
なおノンアルコールタイプでも効果はあります。梅雨の時期などはとりあえずティッシュで除菌して おくだけでも違いますね。靴の内部もざっと拭いておきましょう。
これも超有効です。アルコールティッシュ以上に効果があります。市販のオキシドールは価格も安い ので、ブーツのカビの生えた部分に付けてなぞるだけでカビが取れます。よほど深く根を張ったカビ でない限りは取れます。
やや臭いは強いですが、殺菌力が高いですね。カビにはたっぷり付けて、それ以外には薄く付ける 事で殺菌、除菌ができます。薬局店で購入できます。もちろん原液で使えます。
これもオキシドール同様に、カビ退治には有効です。原液をスプレーで吹きかけて吹き上げればカビ は死滅します。非常に強力ですが、肌の弱い方にはちょっと無理かも。肌の弱い方にはアルコール ティッシュの方が無難かもしれません。
皮を洗う専用の石鹸が「サドルソープ」。これを使って、ブラシで丸洗い。ブーツの表面だけでなく、 中もしっかり洗えるので効果は高いですが、丸洗いすると今度はしっかり干して乾燥させないといけない ので手間はかかります。
よほど酷いカビの場合は、業者に任せるのが無難ですが、少しのカビなら自前でもかなり取れます。 ミンクオイルは年に1回くらいにして、こまめなブラッシングとアルコールティッシュでカビを防いでいきましょう。