グラミー飼育入門
投稿:2023/01/03

グラミーの水替え

グラミー水槽

グラミーも他の熱帯魚と同等に、定期的な水替えが必要になります。水槽内の飼育数にも よりますが、基本的には週に1回、1/3~1/4の水を換えてあげましょう。魚の数が多い 場合は水替えの時期を早めるのが良いですが、週に1回が基本になります。

与えるエサの量が少ない、または飼育数が少ないなら2週間に1回でも問題ないです。 長いスパンでの水替えも魚への負担は少ないのでケースバイケースだと思います。

新しい水は水槽の水とほぼ同じ温度の水を入れます。給湯器や水槽用ヒーターで温度を調整して あげましょう。逆に夏場は水温を下げる為に少し冷たい水を入れるのはOKです。

水の汚れを確認するコツ

水槽内の水(飼育水)は、痛んでくると独自のクサイ臭いが出ます。なので、定期的に水槽の 水の匂いを嗅いでください。臭ければ即水換えを。臭くなる前に交換するのが理想なので、 水替えの直前でも臭くないように定期的に水を換えましょう。

水替えは、水道水を使いますので専用のバケツを購入しておきましょう。大きいバケツの方が 何かと便利です。洗剤は一切使わず、水だけで洗って管理します。

水道水はphが約7.2程度と、ほぼ中性でグラミーの飼育にも使用可能ですが、出来れば水質調整剤で phを少し下げてph6.5付近を目指しましょう。この方がグラミーの発色も良くなります。

ただphも一気に下げると魚への負担が大きいので、徐々に下げるようにする方がいいです。具体的には 水替えの際に新しい水に水質調整剤を入れて、徐々に慣らすのが良いですね。

具体的にはテトラ社の「アクアセイフ」が水のphを下げてくれるので、規定量より少し少ないくらいで 入れていき、少しずつphを下げていきます。phを測る商品もありますが慣れてくれば特に必要性は ないかと思います。

なお水槽の水を一度に半分以上換えるのはNGです。水質が大きく変わるので魚へのストレスが非常に 大きいです。最大でも1/3までにするのが無難ですね。グラミーは水質の変化に弱いので、新しい水は 徐々に足して、最低10分は時間をかけて新しい水を入れてあげましょう。