ジッポーの種類

ジッポーライターは、形や色だけでなく、材質にもさまざまな種類があります。歴史の長い商品なので、圧巻のバリエーションですね。

 

ジッポーの形状の種類

・レギュラー形状タイプ。高さ56mm×幅38mm×厚さ13mmと、最もスタンダードな基本の形です。素材は真鍮にクロームメッキが施され、表面加工のおかげでキズが目立ちにくいですが、鏡面仕上げのものもあります。

フタを開けた時の音も、「キンッ」とお馴染みの音です。

 

・1935レプリカ。1935年に製造されたものをできるだけ再現した復刻版です。ケースのヒンジ部分が当時の作りのもので、かつ天井部分がフラットになっているのが特徴ですね。(フラットトップ・ビンテージ)なかなか珍しいモデルです。当時の物と高さは違いますが、初期モデルの雰囲気を味わえます。

ただし、フタを開けた時の音が独自ですね。通常のレギュラーモデルよりも、ずっと低い音が出ます。ヒンジ部分が独自なせいですね。これは好みが分かれるかと思います。

 

・1941レプリカ。1941年当時の復刻版で、現代のものよりも、角部分の丸みが強く、またヒンジ部分も当時の形状を再現しています。ラウンドコーナーモデルとよばれ、かなり個性のあるシルエットが人気です。

また、このタイプもフタの開閉音がレギュラータイプとは異なります。1935レプリカとレギュラータイプの中間的な音ですね。

 

・アーマータイプ。ケースの厚みが、レギュラータイプの約1.5倍。つまり重さも1.5倍です。丈夫さと、ケースを開けた際の「キンッ」という音がアーマー独自の音が出ます。開閉音が魅力といえますね。ケース下部には、アーマーモデルを示す「A」の文字が入ります。

ケースが厚い分、通常モデルよりも彫りの深いデザインができるので、他人とは違うデザインのジッポーならアーマーモデルが近道です。

 

・スリム形状タイプ。レギュラータイプよりも細く、手の小さい女性でも握りやすいのが特徴です。割と女性用なイメージがありますが、細みなシルエットを好む方に人気です。

 

・スリム形状でアーマータイプ。通常よりもケースの厚み・重さが1.5倍ですが元が軽いので、さほど気になりません。アーマーモデル独自の開閉音を楽しめます。なおインサイドユニットもスリムタイプ専用です。

 

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ジッポーの素材

 

・純銀。スターリングシルバー(純度92.5%)タイプ。銀の輝きが魅力のモデルです。ジッポーライター初期からあるモデルですが少々高価です。また純銀のアーマーモデルもあります。純銀は長年使い込むと味わいが出て、独自の風合いも楽しめます。

 

多少面倒ではありますが、銀は磨くと光沢が美しく、ステンレスよりも白く輝きます。銀磨き用クロスで時々磨くといいですよ。クロスは100均でも売っていたりします。

 

・真鍮無垢モデル。通常モデルはクロームメッキですが、真鍮無垢なら独自の光沢があり、美しいです。傷にも比較的強く、鈍い輝きが魅力といえそうです。

 

・プラチナプレート。(プラチナメッキ)表面をプラチナでメッキされたモデルで、この製品では側面にエッチングが入ります。通常のクロームメッキとは違う、落ち着いた光沢が魅力ですね。プラチナはかなり珍しいです。

 

・ゴールドモデル。本当のゴールドはなかなか無いようで、多くは真鍮を磨いて金色にしたモデルが大半です。管理人も18金モデルの実物は見たことが無いですが、実際外観では分からないと思います。12金くらいになると強度はありますが光沢があまりないんですよね。ちなみに純金、18金モデルも販売されていますが価格は100万円以上になります。

 

・チタンモデル。チタンでも様々なコーティング製品があり、ブラックチタンの他にもプラチナカラーやゴールドカラーもあります。軽くてキズに強いのが強みですね。純チタンモデルもあります。

 

・銅(カッパー)モデル。濃厚な色あいが魅力です。使い込むほどに色あいの変化を楽しめるのが、他のモデルとは違うところ。画像の商品は真鍮に銅をコーティングしたもの。シルバー同様に飽きの来ない色ならこれですね。最もレトロ感を味わいたいならオススメです。

 

・シェル(貝・SHELL)モデル。表面に貝の模様を張ることにより、オリジナルな模様を楽しめるモデルです。全く同じ模様は基本的に無く、独自の美しさをもっています。

 

・ブルーサファイアモデル。実際のサファイアとは違いますが、PVD加工により、宝石を思わせる色あいです。宝石のようなカラーが欲しい方には最適ですね。

 

・ウッドモデル。片面に木目をプレート張りしたモデルで、全体的にデザイン性の高いものが多いですね。木目の質感が好きな方にオススメです。

 

・レザーモデル。通常の真鍮製のケースを本革で包み込んであり、本革の色と手触り、ツヤを楽しめます。全面が革なので高級感もありますね。最も個性的な印象を受けるモデルです。

 

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