ジッポーの歴史

ジッポーライターは、アメリカのジョージ・グラント・ブレイズデル氏の考案で生まれたそうです。

1932年にジッポー・マニュファクチャリング・カンパニーを創立し、翌年の1933年にジッポー製品第一号が販売されました。「ZIPPO」という商品名は、諸説ありますがブレイズデル氏の故郷ペンシルベニア州で発明された「ジッパー」の発音の響きの良さを真似た説が有力です。

当時はまだ、機能面、耐久面で優れたライターはアメリカにもまだなく、彼の友人は使いにくそうな両手式ライターを使用しており、アルコールランプの延長のような物でした。それならばとブレイズデル氏が考案したのがジッポーライターです。

旧式のライターと違い、片手で使えて風に強く、着火性もよい、シンプルな構造。とても画期的なライターとしてZIPPOは生まれました。

1933年に販売された第一号は、非常に実用的なライターとして世間に評価され、瞬く間にジッポーは広まっていきました。

また、創業当初からジッポーのケースに各企業のロゴを入れてノベルティーグッズとして販売する営業方針が功を奏して、アメリカだけでなく世界的に広まっていきました。

実用性の高いライターとして米軍の兵士にも愛用され、現在でも不動の地位を保っているジッポー。初期に販売された製品と、現在販売されている製品に、構造上の違いはほとんどありません。(製品の高さが少し低くなったくらいですね。)

真鍮で造られているものが基本ですが、なかには金や銀(スターリングシルバー)製のものもあり、さまざまなデザインの物が流通しています。

実用的でかっこよく、フリントとオイルさえあれば必ず着火できる信頼性の高さ。これがジッポーライターの魅力ですね。

また、永久保証なので故障しても無償修理できるのも大きな魅力です。サービスセンターへの送料はかかりますが、古い物でもしっかり直せます。(修理不能品は同等品に交換されます。)

今もなお、世界中で愛用されているジッポーライター。コレクターも多く、ぜひ貴方もジッポーの魅力に触れてみてはいかかでしょうか。

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