ジッポーのメンテナンス

ジッポーライターのメンテナンス方法を紹介します。どれも一度行えば簡単に覚えられるので、愛用のジッポーにお試しください。

愛用のジッポーライター

当サイト管理人の愛用のジッポー。購入時の箱もカッコ良いですよね。箱には保証書やサービスセンターの連絡先等が付いているので無くさないように。

 

インサイドユニットとライターオイル

まず、普段のメンテナンスはフリント(火打ち石)とジッポーオイルの補充で充分です。経験上、オイルは一度満タンにすれば約1週間程度もちますが、夏場は気温が高いせいかオイルの蒸発が早く5日くらいで空になりますね。

フリントに関しては、点火の回数によりますがおよそ1ヶ月くらい持つ印象です。念のため予備のフリントをインサイドユニットに1個入れておくと、もしフリントがなくなってもその場で補充できるので安心です。

 

インサイドユニットの裏面

まずはインサイド・ユニットのスプリングネジを緩めて、フリントをチェック。新品よりも1/3くらいまで減っていれば新しいフリントに交換した方が楽だと思います。

ジッポーオイルを足す前にフリントを見るのは、オイルは揮発性が高いので一番最後に補充したほうが無駄がない為です。

ちなみに、フリントを最後の最後まで使うと、磨耗しきったフリントがフリントホイールの隙間から外れていきます。

また、フリントはスプリングで押さえる構造なので1個しか入りません。2個入れようとしても無理です。

 

ライターオイル缶

次はジッポーオイルの補充です。これはコンビニでも売っていますが、やや割高なので、Amazonで355mlの大容量缶を使っています。フリントもまとめ買いが何かとお得ですね。Amazonで「ついで買い」が最もお得かと。

 

また古着屋さんなどでオイルが安売りされている場合もあります。

Amazonよりも割安な場合もあるのでチェックしておきましょう。送料がかからない分、結構お得ですよ。

 

 

フェルト・パッド

ZIPPOの説明書では、画像のようにフェルトパッドをめくってオイルを足すように書いてありますが、正直面倒ですよね。またパッドが痛む、手が汚れるなど弊害があるので、管理人はパッドをめくらずに入れるのをオススメします。

 

オイルを補充しているところ

こんな感じで。フェルトパッドの中心部分の穴にジッポーオイルを足し、フェルトにまでオイルが上がってきたらOK。気持ち少なめに入れたほうが、オイルの溢れを防止できますよ。

 

ジッポーオイルを多く入れすぎると、ケースのフタの隙間部分から多少漏れてくるので注意が必要です。その場合は、しばらくフタを開けたままにしてオイルを揮発させましょう。

 

フェルトにフリントを差し込んだ状態

このフェルトパッド、真ん中部分に新品フリントがすっぽり入るんですよね。説明書にはないやり方ですが、この方がフリントを出しやすく、予備は一個で充分なので、いつもこの方法でフリントを保管しています。

フリントとオイルを補充したら、点火テストを行いますが、ジッポーオイルがあふれた場合などは、点火と同時に手元まで火が付く恐れがあります。なので、ジッポーライターの表面にオイルがあふれていない事を確認しましょう。

ジッポーオイルは揮発性が高いので、フタを開けたまま10秒くらい放置すれば、余分な量は蒸発するので、安全を確認してからご使用ください。

 

なお、ライターで火を使う以上、燃え易いものの近くで使用しないようにしましょう。何処かのYouTuberのように火事には注意です。ジッポーオイルも高温になるような所には置かないようにしましょう。

 

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ジッポーのお掃除

「ジッポーの火の付きが悪くなった」「どうも以前より火が小さい」このようになった場合は、ジッポーの点火部分の汚れが原因です。この汚れを取り除くと、目に見えて火が付きやすくなりますよ。

 

案外、この掃除を怠っている方が多いです。愛用のジッポーを快適に使うために、2,3ヶ月に1回くらい行いましょう。

 

綿棒とティッシュとライターオイル

用意するもの。

  • 綿棒。2~4本くらい
  • ティッシュ。1枚
  • ジッポーオイル

 

綿棒にオイルを付けているところ

まずは、綿棒にジッポーオイルを付けます。綿棒に充分にオイルを染み込ませるのがコツです。

 

ジッポーの芯を綿棒で拭いているところ

インサイドユニットの芯とその周りを綿棒で拭きます。そしてこの画像の綿棒を挿した部分が最も肝心です。燃えカスや汚れが最も溜まる部分で、ここをキレイにすることで火が付きやすくなります。

 

念入りに、芯の汚れもしっかりと綿棒で拭きあげましょう。

 

フリントホイールの周りを拭いているところ

次に汚れが溜まりやすいのがフリントホイール周り。綿棒なら隅々まで拭けます。綿棒が汚れたら、オイルを付けた新しい面で再度拭きます。ライターの汚れ具合で、使用する綿棒の本数も変わりますね。

 

キレイになったジッポーライター

最後はインサイドユニット全体を、オイルを少し染み込ませたティッシュで拭きあげて完了です。まだ汚れが少なかったので、綿棒は2本で済みました。

オイルを染み込ませたティッシュ、綿棒は非常に可燃性が高いです。また何処かのYouTuberのように火事にならないよう、できれば水に付けてから捨てるなど、火気厳禁で扱いましょう。

 

火をつけたジッポーライター

お掃除してキレイになったので、余裕で一発点火!これでまた快適に使用できます。

 

ジッポーの芯がダメになった場合は

ジッポーの芯は基本的には消耗品です。芯は徐々に焦げてきて、最後は芯をまとめている細い針金が出てきますね。ある程度消耗すると火が小さくなってくるので、その場合はペンチで芯をつまんで引っ張ると、新しい芯が出てきます。

 

焦げた芯はニッパーでカットし、新しい芯部分を使いますが、実はこれ、芯は意外とちぎれ易いんです。とくに消耗してると簡単に切れます。早めに芯を引き出すようにするといいんですが、なかなか難しい部分も。

 

もし芯が切れたり、何回も芯を引いて使用している場合は、以下の裏技で芯をそのままリフレッシュできますよ。

 

インサイドユニットから芯と綿を出した状態

画像は社外品のジッポータイプですが、もちろん純正品でもできます。インサイドユニットの下部分を開けて、ピンセットで綿と芯をほじくって出します。

 

ただピンセットはどこの家庭にもあるとは限らないのが難点ですね。ピンセットは100均でも売っていますので、金属性ならどんな物でもOKですのでご用意ください…。

 

ジッポーの芯

取り出した芯。ジッポー社の正規品はもっと長くて立派な芯です。まだまだ使えますが、これを「痛んでる芯」として扱います。

 

芯を前後逆に入れ替えたところ

これです!ちぎれた古い芯を前後逆にします。こうすることでキレイでまっさらな芯を使えます。これは中古のジッポーでも手軽に芯を新しく出来るのでお勧めですよ。

 

あとは、綿を元通り詰めていきます。なるべく芯が綿に包まれるように詰め込むといいですが、多少アバウトでも結構いけます。

 

まあ本格的に芯が短くなったら、新しく新品の芯を購入して付けましょう。実際は面倒なのでインサイドユニットごと買い換える方が楽ですけども。

 

ほとんど火花が飛ばない場合は

フリントがあるのに火花が飛ばないのは、フリントホイールの磨耗です。通常の使用では磨耗はあまりしないのですが、ジッポーに火をつけて高温のまま火をつけ直したりしていると、フリントホイールが磨耗して溝が小さくなったりしますね。

 

こうなると修理に出すか、インサイドユニットの交換で直す以外にないと思います。

 

 

芯を長持ちさせる方法

火が付いている時間=芯の寿命ですので、ジッポーに火を付けたらすぐタバコに火を付け、早めに火を消すのがコツです。

 

また十分にライターオイルがある方が芯が焦げにくいので、オイルが少なくなったら早めに補充するようにしましょう。

 

 

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