一人暮らしの食事

豪華にするか質素にするかで、毎月の費用が最も大きく変わるのが食事です。
当サイトでは、とにかく質素に、そして健康的でお金のかからない食生活をオススメします。
その為の工夫や、実際に管理人が行っている節約方法をご紹介していきます。

 

お米中心の食生活は、ややコスト高になります。

一人暮らしの場合は、1人用の小型炊飯ジャーと小型冷蔵庫が基本になるかと思います。 ただし借りる物件によっては、テレビも冷蔵庫も完備されている所もあります。 あとは電子レンジとフライパン、そして片手鍋が中小2つあれば大体は事足りると思います。 また自炊で料理を作るために「まな板」と包丁も用意しましょう。

そしてお米ですが、1人暮らしの場合、人にもよりますが10Kg入り一袋のお米を買うのが ベストです。白米は長期保存には向きませんので、開封してから遅くとも1ヶ月以内には 食べきりましょう。お米の保管用の「米びつ」か大型のタッパーで保存します。

また、なるべく美味しいお米を食べたい方は、お米を玄米で購入し、精米所で精米してから 食べるのがベストですね。この「精米所」は、大型スーパーや大型のホームセンターに設置されています が、田舎には多くても都会では少ないようです。大都会では、あらかじめ精米された白米を 買う以外は無いかもしれません。

当然ながらお米は精米した直後が一番美味しく、時間の経過と共に味が落ちてきます。 また、炊飯ジャーで炊いたお米も、時間と共に乾燥して味が落ちます。一人暮らしでは少なめに炊くか、 または逆に多めに炊いて、おにぎりにしてラップを掛けて冷凍保存する方法もあります。

お米は栄養価も高いですが、同時にコストもそれなりにかかります。

意外と知らない、お米の鮮度を保つコツ

白米はもちろん常温保存可能ですが、お米も穀物です。なので、鮮度を保つためには実は 冷蔵庫(できれば野菜室)で保管するのがベストです。風味も落ちにくく、なおかつ ダニの心配も無くなって、一石二鳥ですよ。ぜひお試し下さい。

また、お米の味は値段相応だと思います。予算の範囲内で、なるべく高いお米の方が 断然美味しいです。反対に、安い古米は値段的には良くても、食べてみるとお米としての うまみがイマイチだったりします。

 

最も安価な食事は小麦粉を使った食品です。

食事を安く済ませたいなら、小麦粉類は避けて通れません。パンにうどん、そば、ラーメンに お好み焼きやパンケーキといった、小麦粉中心の料理も、一人暮らしの強い味方です。

まずはパン。これも菓子パンではなく、食パンです。仮に1斤6枚切りで100円とすると、 1食分として2枚食べて約33円です。ジャムやバターを付けてもかなり割安ですね。

そして、うどんやラーメンといった麺類。実はカップめんは少々割高です。オススメなのは、 乾燥麺。これはパスタと同じような形で売られているもので、安いものだと4束400gで100円程度。 これも一食分で1束100g食べても25円。これにスープ代を入れても50円程度です。

また、生めんでもスーパーで1玉が18円程度で買えます。これは要冷蔵となりますが、 乾燥麺なら驚異的に賞味期限が長いです。何しろ、中身は小麦粉と食塩のみですから、常温で 長期保存が可能なのも魅力的ですね。

給料日前などは、こういった非常に安く上がる食事で食費を浮かすのも良い方法だと思います。

 

最も大切なのは、栄養バランスです。

毎日の食事で、好きなものだけを食べるのも良くありません。最も栄養バランスに優れた食品は野菜です。 最近はコンビニやスーパーでも、あらかじめカットされた野菜が売られていますので、 なるべく積極的に食べられることをオススメします。

そして、安価で栄養価も高い野菜で、代表的なのはやはり「もやし」。栄養素の種類も豊富で、 消化も良いので習慣的に食べたいものです。欠点は日持ちしない事と、食べる前に火を通す必要が あることぐらいですね。

最も簡単な「もやし料理」としては、もやしを皿に開けてレンジで軽くチンし、塩コショウを 少々ふっただけの「レンチンもやし」があります。とても手軽で、時間が無いときに重宝します。 他にも、味噌汁やラーメンに入れるだけでも美味しく食べられますよ。

 

栄養バランスを補ってくれるマルチビタミン剤

毎日の食生活で、毎日野菜を食べられれば理想的なのですが、なかなか難しいかと思います。 毎日必要とする栄養素を補う為にも、錠剤のマルチビタミン剤がかなり良いです。

これは、ビタミンだけでなく、ミネラルなどの必須栄養素も手軽に摂取でき、1日分あたりの 費用もだいたい100円以下で済みますので、「栄養補助」という意味でオススメします。

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毎月の食費を決めて、バランス良く。

1人暮らしでは、付き合い等での外食は控えめにして、自炊中心の食生活を。この辺りがだらしないと、 偏った食事になりがちで、体を壊したりしかねません。健康の為、節約の為にも自炊しましょう。

なお、夜食は全くオススメできません。1日の摂取カロリーが過多になりやすく、 百害あって一利なし、といえます。規則正しい食生活を心がけましょう。

 

食費を安く抑えるには、スーパーでまとめ買いがお得。

一人暮らしでは、近所にスーパーが2件以上あるのが理想的です。またスーパーによっても 割安なお店とそうでないお店があります。一般に24時間営業や、田舎で近くにライバル店がない お店はあまり安くない傾向があります。

やはり安いのは大型スーパーです。大きいお店ほどお値打ち価格の商品が多いです。また、 近くに競合店があるお店も良いですし、正直、スーパーによって特色があります。 できればいろんなお店を見てまわって、商品の価格を比較してみる事をおすすめします。

スーパーでは、特売品をまとめて買っておくのが最もお得です。また閉店の数時間前や、 決まった時間に惣菜やお弁当が半額近くになるお店もあるので、これを狙っておくのも 良い方法です。500円のお弁当が半額で250円で買えるのは魅力的ですね。

また、賞味期限が近くなった商品も、ワゴンセールで安く出たりします。閉店前には売り切れる 事も多々あるので、スーパーに入店する時間帯も重要だったりします。

ちなみに、天候の悪い日は客の入りが悪く、そのために雨が続いた後の日は売れ残りで安くなった 商品が大量に出安いので、覚えておくと便利ですよ。おつとめ品コーナーはしっかり毎回チェック するクセをつけておきましょう。

 

割高なコンビニのご利用は控えめに。

全国に24時間営業のコンビニがあふれていますが、どうしてもスーパーと比べると割高な場合が 多く、さほどお得ではないことが多いです。住んでいるところのすぐそばにあっても、なるべく より割安なスーパーでの買い物をされるのが得策ですね。

そうはいっても、コンビニにも商品によってはスーパーと変わらない価格の商品もあります。 レトルト食品や缶詰め、日用品などは同程度の価格だったりしますので、食品はスーパー中心、 たまにコンビニも利用するくらいがちょうど良いかもしれませんね。

 

外食は控えめにして、自炊を心がけましょう。

外食はたまには良いのですが、どうしても割高で、高カロリーな食事になりがちです。 健康の為にも、なるべく自炊ですませる習慣を身に付けるとお得ですよ。最初は難しいかも しれませんが、まずは簡単な調理から始めてみましょう。

自炊の経験がない方、自分での調理に挑戦してみたい方は、まずは一冊料理本を買ってみる事を おすすめします。食材を安く仕入れて、美味しく、楽しい料理を身につけると食事のバリエーションが 広がります。当サイトでは以下の料理本を紹介します。

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また、これは経験談ですが、毎日の食事の費用をしっかりと抑えることで、その分しっかりと 毎月お金を残しやすくなります。正直、電気代や水道代は節約してもだいたい数千円程度ですが、 食費で無駄な出費を無くすことで驚くほど節約できます。その為には自炊は不可欠なのです。

 

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