アカヒレの飼い方
オスのアカヒレ

投稿:2020/03/08

アカヒレの習性は?

アカヒレは他の淡水魚とは違う特性があり、熱帯魚よりも低水温に強い「温帯魚」になります。 温帯魚とは、温帯地域に適応した魚の事で、金魚やメダカも同じ部類に入るかと思います。 ただ金魚やメダカは冬眠できるのに対し、アカヒレは冬眠できません。凍ると死んでしまいます。

あとはコイの仲間なので、非常に雑食性が強く、エサを選り好みしません。やや大食いなので エサの量は調整してあげましょう。エサの量で太ったり痩せたりもします。標準的な体形を保つ ように飼い主が見てあげてくださいね。

また、アカヒレは気性が荒い魚です。アカヒレのオス同士は非常に争いやすいので、極端に 体格の違うオス同士の同居は好ましくありません。出来るだけ体格の同じくらいの個体同士が 望ましいです。

ただアカヒレは同じ種との争いは凄いですが、全く異なる魚にはとても無関心なので、プラティや メダカ、金魚などとは争ったりしません。なので他の品種との混泳には問題はありませんね。 「他の品種には優しい」ともいえます。


アカヒレのクチが赤くなるのはなぜ?

水温が18℃以上くらいの環境で、エサも十分な状態のオスはクチの周りが赤くなる事があります。 初めて見るとちょっと驚くかもしれませんが、これはオスの特性で、繁殖期に入るとクチが 赤くなります。これは健康な証拠でもあるので全く問題ありません。

なお秋などに水温が下がって繁殖期を過ぎると、クチの赤みも無くなります。そして初夏になると またクチが赤くなって繁殖期にはいるサイクルになっていますが、水温を26℃に保っていれば 季節を問わず見れます。

クチが赤いのは繁殖期のオスの特性なので、アカヒレのオスメスの判別にも使えます。なお メスはクチが赤くなりません。代わりに卵の入っているお腹が大きくなっていきます。

アカヒレのヒレが広がっている?

これは「フィン・スプレッディング」といって、アカヒレのオスがメスにアピールするときやオス同士で 争っている時に自分を大きく見せる為に行うものです。オスのヒレが全部ピーンと広がり、 なかなか見応えがあります。

ある程度成長したオスが行うもので、これも健康な証拠です。他の淡水魚のオスもこういった 習性をもつ種類がありますね。

低温に強く高温に弱い

アカヒレは水温8℃くらいまでは耐えられますが、高水温にはやや弱いです。水温30℃くらいは 危険信号なので、夏場は水槽のフタを開けて熱を逃がすようにしましょう。また直射日光も 水温を上げる要因になるので、日の当たらない場所に水槽を置いてください。

またアカヒレは屋外でも飼えなくもないですが、これは関東や九州などの暖かい地域なら 可能かと思いますが、寒い地域では無理です。雪の降る所では屋外飼育は無理と考えて 下さい。屋内飼育なら平気ですが、寒冷地なら念のためヒーターの使用をお勧めします。