タイヤ交換のコツ

タイヤ交換の準備

車の画像

まず、タイヤ交換は天気の良い日に行う方が断然楽です。また作業中に急に雨が降らない ように、曇りの日よりも快晴の日に行うのがベストです。暖かい日に行うようにしましょう。 雪が降ってから慌てて作業するのが一番大変です。

管理人の車でタイヤを交換していきます。地面が硬くて平らな場所に停車して、しっかりと サイドブレーキをかけておきます。また、窓は全開にしておいたほうが、なにかと楽ですよ。 ハンドルはまっすぐ、タイヤもまっすぐにしておきます。なお画像は管理人の自宅駐車場です。

 

作業スペースを確保しよう

タイヤを取り外すのに、車の左右に1mくらいは作業スペースが必要です。 これが狭いとかなりやりにくいです。

スペースを確保したら、今度は車から車載工具を取り出します。これは車によって 置いてある場所が違いますので、車の取り扱い説明書を確認してください。

だいたいはトランクの下部か助手席シート下部にあるはずです。そして 同時に車載ジャッキも車から降ろします。

あとは交換するタイヤ(ホイール付き)を近くに置いて並べます。

 

前輪用・後輪用とタイヤを分ける

これはタイヤローテーションの一環ですが、しっかりとタイヤの溝を見て、 溝の深いタイヤを前輪用、溝の浅いタイヤを後輪用に分けます。 またタイヤの種類によっては、タイヤの転がる進行方向の決まっている銘柄もあります。

進行方向はタイヤの側面に矢印でマークが付いているので、確認しましょう。
タイヤの減り方がどれもほぼ同じ、または新品のタイヤならば分けなくていいです。

普通自動車の場合、どうしても前輪の方が早く減るので、タイヤを長持ちさせるためにも しっかり前輪用・後輪用に分けましょう。

なお、稀にですが前輪タイヤと後輪タイヤのサイズが違う「前後異サイズ」の車種もあります。 (トヨタのMR2や、ホンダのNSXなど。)これらはローテーション不可です。^^;

 

あると便利なもの

潤滑スプレー

できれば、画像のような潤滑スプレーがあると望ましいです。これはCRCでも良いです。 また油なら何でもOKなので、最悪ジャッキオイルやサラダ油などでも代用できます。 これはホイールにはめ込むボルトに塗るもので、サビ防止になります。