アベニーパファーの飼い方

投稿:2022/01/05 更新:2022/01/08

アベニーパファーのエサ

アベニーパファー

アベニーパファーはエサにうるさく、通常の熱帯魚のエサはなかなか食べてくれません。 その為、生きた餌と人口のエサ両方を使う必要があります。

必ず必要なのが、生きた貝。アベニーパファーの餌用水槽を用意して、そこで生かしておくのがベストです。またミナミヌマエビもアベニーパファーの好物なので 多数購入しておいて餌用水槽に入れておきましょう。

ミナミヌマエビはアベニーパファーの水槽にも投入して、常に数匹は水槽で 生き延びているくらいがベストだと思います。残ったエサを食べてくれるので エサが残る心配も少ないです。

アベニーパファーは貝を食べるとき、殻を噛むので歯も徐々に削れます。これで 歯が伸びすぎる心配も無く、ストレス解消にもなるようです。

何でも噛む習性があるので、食べた残りの貝殻もそのままにしてあげましょう。 時々かじって自分で歯のケアをしてくれます。


乾燥赤虫は食べるのか?

熱帯魚用の万能なエサである乾燥赤虫ですが、残念ながらアベニーパファーは まず食べてくれません。冷凍赤虫を解凍した、生の赤虫でないと無理ですね。

また、エサは1種類だけというのは好まない魚で、出来るだけ2種類以上のエサを 与えるようにした方がいいと思います。

まずエサ用水槽を用意しよう

アベニーパファーの好物である、貝類(ラムズホーン、石巻貝)やミナミヌマエビを入れておく 水槽を別に容易しておくのが理想的です。

ラムズホーンとミナミヌマエビは、ヒーターさえ入っている水槽なら放っておいても 勝手に増えてくれます。

エサは沈むタイプの魚のエサならなんでもOKです。ミナミヌマエビはエサを選ばないので 勝手に食べてくれ、フンやコケがラムズホーンの栄養になります。

定期的にミナミヌマエビや貝類をアベニーパファーの水槽に投入して生のエサをあげるのが ベストだと思います。

人口のエサも用意しよう

アベニーパファーが食べてくれる人口餌は「クリル」くらいですね。 これはオキアミエビフリーズドライ(瞬間冷凍乾燥)させた商品で、これを 食べてくれるようになれば飼育も楽になります。

この「クリル」ですが、開封から半年程度が使用期限だと思って下さい。 大抵はかなり余ってしまうので小さい缶を買いましょう。

クリルは大粒、小粒と種類があるので食べやすい小粒タイプの方が アベニーパファーも食べやすいですよ。​なお餌を食べる際に、​半分だけ食べて残り半分を 口から吐き出すことが多いため、​水槽の底砂の汚れが目立ったり、​水が汚れやすい傾向があります。

お店によっては良いエサがある事も

熱帯魚店によってはイトミミズを扱っているお店もあります。イトミミズは アベニーパファーの好物なので近所にそういったお店があれば 購入をおすすめします。

ブラインシュリンプ

ブラインシュリンプもアベニーパファーの好物です。しかしブラインは沸かす(孵化)させる のに約24時間かかるので、苦にならない方にはおすすめですね。

なおブラインは24時間以上経っても孵化する個体も結構あるので、孵化しなかった卵も すぐに捨てずに様子をみて、孵化したらスポイト等で無駄なく使ってあげましょう。

アベニーパファーはエサが最大の難関ですが、これさえ越えればあとは比較的に飼育できる 品種です。根気よくエサやりに挑戦してくださいね。