貯金のコツ。

バリカンでセルフカットし、床屋代を浮かす(メンズ用)

基本的に男性向けの記事になりますが、バリカンを購入し、自分でカットすることで床屋代を浮かす方法もあります。 床屋代は年間で見るとそれなりの金額になるかと思います。お店やカット内容にもよりますが、1回のカットが2千円と して、最低でも2ヶ月に一回はいくかと思います。そうなると12000円は最低でもかかりますよね。

もちろん髪型やカット料金によっては倍近くいく方もいるかと思います。そういった床屋代も馬鹿にならないので、 筆者は思い切ってセルフカットという手段を選んでみました。ネットで探すと、そういう方も結構いるので、 さほど心配なく始められますね。

セルフカットのメリットは、年間1,2万円という床屋代を浮かせるだけでなく、床屋に行かない分、待ち時間などの 時間の短縮もできます。慣れれば10分くらいでカットできますので、その差はけっこう大きいですね。

そしてデメリット。これも当然あります。バリカンでのカットになるので、基本的には丸刈りメインになります。 器用な方だと丸刈り以外のカットもできるかもしれませんが、ちょっと難しいですね。まあ角刈りやツーブロックも可能 ではありますが、練習が必要になると思いますし、一番簡単で確実なのは間違いなく丸刈りです。

また、バリカンは基本的に切る長さを調整できるので、1mm~5mm程度の範囲でカットするのをオススメします。 筆者は基本的に1mmでカットしますが、寒い冬は頭の保温の為に3mmでカットすることもあります。

そして丸刈りだと、夏は涼しくて快適で、洗髪後も髪がすぐに乾くのが楽ですが、冬は流石に頭が 寒いです。デメリットはこのくらいですね。


バリカンにも種類があります。

そしてバリカンですが、コード式と充電式があります。基本的には充電式の方が使い勝手がよいですね。 コード式はコンセントに繋いだままでしか使えないですが、その代わり安価です。

バリカンの価格帯は、2千円~1万円程度ですが、筆者は中間の5千円のバリカン(パナソニックの「ボウズカッター」)を 購入し、3年以上使っています。充電式で、だいたい5年は使えるそうなので、大いに元が取れてお得ですね。 商品のメイン価格帯も5千円程度で、結構沢山の種類があります。

ちなみに、あまり安いバリカンはカットの調整幅が短いので、3千円以上のメーカー物の商品がオススメ。 最低でも1mm~8mm程度は調整できる物がいいですね。

充電式で防水のバリカンなら、お風呂場でシャワーを浴びながらでもカットできるので、何かと便利ですが、 充電時間はやや長く、平均10時間くらいが普通かと思います。

その点、コード式ならコンセントに繋いで即使用できる強みがあり、お風呂以外で使うなら 便利な部分もありますが、感電にだけは注意です。濡れた手でコンセントに触れないでください。そして使い勝手は やはり充電式のほうが上だと思います。オススメのバリカンを以下に紹介します。

パナソニック バリカン ボウズカッター 充電式 白 ER-GS60-W

パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-S エチケットカッターセット


セルフカットのやり方

髪をセルフカットする際、髪の毛が大量に落ちるのと、カット後にシャンプーをするので、やはり お風呂場でカットするのがベター。他には洗面所でもできないことはないですが、一番楽なのは やはりお風呂場ですね。

お風呂に入る際に、お風呂の床に新聞紙を敷いて、その上で裸のままバリカンでカット。鏡でカット成功を確認後、 髪の散らばった新聞紙を丸めてポイ。そのままシャンプーして入浴。これが一番無難なやり方です。

ドライカット(乾いた髪のままカット)とウェットカット(髪を濡らしてカット)の2種類のやり方がありますが、 5mm以下など、短くカットするなら、だんぜんウェットカットがやりやすいですね。

ちなみに筆者の場合、お風呂場で新聞紙を使うのが面倒になってきたので、排水溝のフタを取って バリカンで髪を少し切ったら、その髪を排水溝に流して、また少しカットするのを繰り返して処理しています。 短く切った髪を少しずつ流すやり方で、排水溝が詰まらない様にするわけですね。

なお、バリカンは使用の前後に刃に専用オイルを付けます。(不要な機種もあります) これはバリカンとセットで製品の箱に入っています。毎回必ず使用する事で 刃が長持ちしますよ。


セルフカットも最初は失敗しやすいです。

このセルフカット、実際に行った方はよくわかりますが、最初はどうしてもカットムラをしやすいです。 鏡を見ながら、何度もバリカンで頭をなぞっていくのがコツでしょうか。

経験上、3回も行えばセルフカットは上手くできるようになると思います。慣れれば楽々カットできますので、 挑戦してみる価値はあるのではないでしょうか。また、説明書にもカットのコツが書いてあるので熟読してみてください。

鏡で見えない部分、頭部の後ろ側が少し難しいですが、鏡を2枚使う「合わせ鏡」で確認するのも手です。 これも慣れれば手の感触でカットムラがないか分かるようになります。


首の後ろの生え際の処理方法

良いバリカンを使っても、首の後ろの生え際はなかなか全部は切れません。産毛、柔らかい毛はなかなかバリカンでは 処理できないので、筆者のやり方を紹介します。

まずバリカンで髪を切った後、ひげそりの要領で剃ります。首の後ろの生え際周辺にまんべんなく石鹸を付けます。 あとはカミソリで下から上にスッ、スッとなぞり、髪が剃れる感触があるところで止めます。毎回鏡を使わずに剃っていますが、 ほとんど失敗無く剃れていますので、このやり方がオススメですね。


替え刃は高いので要注意

便利なバリカンですが、替え刃は「消耗品」でもあります。使用頻度にもよりますが、 ある程度使ってくると(4~50回程度?)切れ味も落ちてきます。そうなると 替え刃の買い替えも必要になってきますが、だいたいバリカンの半分くらいの金額です。

そうなると、替え刃は金額が高いといえます。コストを考えると、バリカン自体を買い換えた方が 明らかに割安になる場合が多いですので、バッテリーまたは替え刃の寿命とともに バリカンを買い換えた方がお得ですね。


バリカンのメンテナンス方法

バリカンを末永く使う為、しっかりメンテナンスも行いましょう。新品の充電式バリカンならまず充電。 そして使用後は、シャワーで刃に付いた髪や汚れを取り除き、しっかり水を切り乾燥させましょう。

刃が乾燥したら、製品に付属のオイルを注油します。これはサビの防止と、刃同士の擦れの防止になります。 なお製品によっては注油不要な、自動研磨方式のものもあります。 バリカンも正しくメンテナンスすれば、長年もちますのでしっかりメンテを行いましょう。