貯金のコツ。

コンビニのポイントカード

【目次】

  1. コンビニのポイントカードを利用しよう
  2. Tポイントカード
  3. Pontaカード・dカード
  4. コンビニでクレジットカード
  5. 電子マネー
  6. 税金の支払いでポイントをゲット
  7. WAONカード
  8. ポイントを損しないためには

コンビニのポイントカードを利用しよう

オレンジ色のポイントカード。

現在では、ほぼ全てのコンビニでオリジナルのポイントカードがありますが、このポイントは馬鹿にならないモノです。 利用額の約1%程度が還元されますので、利用しない手はないですね。

発行の手続きが多少面倒な物もありますが、まだポイントカードを作っていない方は、ポイント分を 損しているようなものです。長い目で得するためにも、ぜひカードを作ってみましょう。

実際のところ、コンビニはやや商品が割高なので、スーパーのみを利用するのが理想的ではありますが、やはり身近な コンビニはつい使ってしまうものです。せっかくなのでポイントカードを利用しましょう。

ポイントカードは無料で作れますが、企業によってはクレジットカード機能付きのものも作れます。無駄な買い物を 防ぐ為にも、クレジットカード両用タイプは作らないのが懸命かもしれません。

できれば一種類のコンビニのみでポイントを貯めていく方がポイント効率が良いですが、仕事の関係で色々な地域、 複種類のコンビニを使う方はそれぞれの企業(ローソン、ファミリーマート、ミニストップなど)のカードを持つと楽です。

ある程度ポイントが貯まったら、会計の際にポイントを使って安く出来ますので、チリも積もれば山となります。 年間2,3千円分くらいは貯まりますよ。このポイントをつかって、支払いの端数を揃えて支払うこともできます。 (¥324→¥300にしたりなど。) 買い物のたびにポイントカードを出す煩わしさはありますが、地道に貯めていきましょう。損はないです。


Tポイントカード

Tポイントカード

最もおすすめなカード。実際は大半の方が既に所有していそうな気がするくらい普及していますね。使用できる店舗も 最も多く、ファミリーマートやTSUTAYA、新星堂、蔦屋書店、ガスト、バーミヤン、ロッテリア、ドトール、牛角、伊勢丹や 眼鏡市場、洋服の青山、WonderGOOなど、そしてセルフ式ガソリンスタンドの多くで使用可能です。

提携先は約179社と、ダントツに多く、これをもっていればかなり便利です。ただ還元率は利用額に応じて変わるので 多く使う方ほど優遇されています。通常は0.5%の還元率ですが、先月の利用額に応じて1%~3%に変わるそうです。

また、会社や店舗によっては、「○曜日はTポイントが○倍!」といったキャンペーンもよく行われているので、 これらを賢く使っていくのがオトクですね。

実はTカードとファミマTカードは別ものです。持つならファミマTカードの方がお得かも知れません。 ファミマTカードなら、ファミリーマートで会員割引のある商品なら1個10円程度割引されますし、 通常よりお得に買えます。


Pontaカード

ポンタカード

主にローソンで発行できるカード。Tカードと違って、利用額が少なくてもポイントが毎回1%の還元率。毎月 少ししかコンビニを使わない方にはオススメ。1%は貯まると大きいですね。つまり、100円使うと1円戻ります。

ローソン専用のようなイメージをもつ方も多いようですが、他にも高島屋、ライフ、ニシムタ、ピザハット、大戸屋、KFC、 ゲオやセカンドストリートでも使用できます。意外と多いんですよね。

dポイントカード

dポイントカード

ローソンやファミリーマートでも発行でき、ドコモユーザーには特にお得なカードといえます。ドコモの利用額も ポイントとして貯められるだけでなく、dカードならマツモトキヨシやマクドナルド、ジョーシン、タワーレコードでも 使えます。またドトールやアニメイトも可なのは大きいです。こちらも還元率1%。

そして、各種設定は必要になりますがAmazonやメルカリなどのネットサービスでも使えるのはお得といえそうです。 ドコモユーザーでないと受けられない恩恵ではありますが、dポイントを活用できますよ。


コンビニでクレジットカードも利用可能です。

実はほとんどのコンビニでクレジットカードが使えます。どこの会社のコンビニでも使えるので、1枚のカードで支払いを済ませられる メリットがあります。またカード支払いだと、小銭が要らないので無駄にサイフに小銭が貯まる心配もありませんね。

そして、支払いに間違いがなくなる点も大きいです。つり銭間違いや、1万円を出したのに店員さんに千円に間違えられたりした経験は ないでしょうか?そういったこともなくなります。統計ではまだまだカード払いの方は多くないですが、支払いの煩わしさから開放される メリットは少なくありませんね。

ただ、「後払い」は人によって多く使いすぎかねないデメリットはあります。カードでお金の直接の受け渡しが無い分、 ついつい使いすぎてしまうタイプの方もいるようですので、コンビニでは毎月1万円以下しか使わないなど、自主規制も必要といえそうです。


電子マネー

nanacoポイントカード

他にも、電子マネーもお得ですよ。WAONやnanacoのようなチャージ型(先に現金払い)だと、使いすぎる心配もなく、 先にチャージした分だけ使用でき、小銭の出し入れの手間も省け、なおかつポイント還元率も優遇されるものが多いですね。

nanacoはセブンイレブンの利用が多い方にオススメです。カードで作ることも出来ますが、通常のnanacoカードの他に、 nanacoモバイルといって、NTTドコモ利用者なら、スマートフォンから登録してスマートフォンで支払いすることもできます。ただし、 機種が「おサイフケータイ」に対応していないと使用できません。

意外と知られていませんが、nanacoはセブンイレブン以外にも、デニーズやコメダ珈琲店、COCO壱番屋、ミスタードーナツ、 Loft、イトーヨーカドーにビックカメラでも使えます。他にも使用できるお店が増えていますので、使わない手はないですね。

nanacoで税金の支払いにもポイントが付く裏技

nanacoの特徴として、クレジットカード・電子マネーとしては唯一、税金の支払いが可能です。これを利用して、 nanacoにクレジットカードでチャージしてポイントを得て、そのnanacoカードで税金を支払いします。

税金とは、自動車税や固定資産税、住民税、所得税、市民税など。年間で見ると結構な額になりますよね。 また公共料金の支払いにも使えます。(電気・ガス・水道)

こうすることで、クレジットカードからポイントを得られます。コンビニから各種支払いをよくされている方には、 なかなかお得なやり方ですので、ぜひご検討してみてくださいね。


WAONカードの特徴

WAONポイントカード

そしてWAONカード。これはイオンが発行しているプリペイドカードで、イオン系列でお買い物されるのが多い方には とてもお得といえます。あらかじめ現金をチャージしておくことで小銭いらずなのが楽ですね。近所にイオンがあって、 大きい買い物をするなら断然このカードがオススメ。

そしてこのWAONカード、ローソンやファミリーマート、ミニストップ、ポプラやスリーエイトといった大手コンビニでの 支払いに使えます。つまり、現金チャージしておけばこれ一枚で使用できる強みがあります。これはなかなか便利なんですが、 その代わりポイントの還元率は0.5%と低めなのが難点。ただコンビニはミニストップばかり使うという方にはお得です。

WAONカードは、コンビニ以外にも実は吉野家やCoCo壱番屋、マックやダイエー等でも使用できます。これらのお店を よく使う方には、かなりポイントも貯めやすくて良さそうですね。

ほかにも、後払い方式の電子マネーもありますが、これもついつい使いすぎてしまう嫌いがあるかと思います。使った翌月に 請求書を見て「げっ」と思うのは辛いですし、節約、という観点からはオススメしません。(支払いが楽ではありますが…。) 電子マネーは、先払い、チャージ方式のタイプの方が無難といえそうです。

また、これらコンビニのカードは、期間限定でオリジナルの可愛いデザインの物がよく出ています。 主にアニメやゲーム、キャラクター物ですが、リラックマや「くまモン」などレアなデザインもあるので、見つけた機会に カードを作るのも良いかもしれませんね。


各種ポイントを損しないために

以上のように、各ポイントカードは還元率も0.5~1%程度と、長い目で見ると馬鹿にならないです。しかし、せっかく貯めた ポイントも、有効期限を過ぎてしまうとパーになってしまいます。

知り合いで、約2万円分のポイントを期限切れで失ってしまった方もいます。だいたいどのカードも、ポイントの期限は 最後の利用から1年で失われることが多いので、たまにしか使わないカードはこまめにポイントを使うか、1枚のカードで まとめてしまうのが良いでしょう。

また、各種カードが使えるかどうか、レジで店員さんに聞くのも大事です。大体はレジ周辺に利用可能カードが書いてあったりもしますが、 ポイントを獲得する機会を捨てるのはもったいないです。カードが使えるお店を徹底周知しましょう。

ポイントは貯めるだけでなく、しっかり「消費」するのが大事です。無駄なくポイントも使って、節約に生かしてくださいね。