貯金のコツ。

家電で節約する

節約は細かい所からでもできます。家電の電気代も抑えて 月々の電気代を節約しましょう。


LEDなら蛍光灯の半分の電気代

まずは電球、蛍光灯から。従来の白熱式電球からLED電球に 替えるだけでも結構な節約ができます。 日本製の白熱式電球は寿命が長いのでついついそのまま 使っている方も多いかもしれません。

LEDは蛍光灯の半分以下の消費電力で、なおかつ長寿命です。 部屋の照明代だけをみれば半額になるので、すぐにLED照明の 元が取れますよ。

また、常夜灯(豆電球)もLEDにした方が効果的です。 LEDにすると、毎月の電気代が目に見えて下がるので、 ぜひ試してみて下さいね。

ウチでは、LED照明はセールで安くなっている商品で 揃えました。性能的に変わらないので、通販などで 安くなっている物を狙いましょう。


電池は安いもので充分です

リモコンや非常用ライト、置き時計などでよく使う乾電池。 これも、通常のアルカリ電池なら高いメーカー物を買う必要は なく、家電量販店のプライベートブランドや100均の電池でも 寿命はたいして変わりません。

なので、常備しておく乾電池は安いもので間に合わせましょう。 よく使う単3電池なども、メーカーによって値段が結構 違ったりしますよ。

また、電池は「使用期限」があります。期限を大きく過ぎると液漏れしたりなど 寿命を迎えるので、長寿命タイプまたはなるべく新しいものを買うようにしましょう。 一般に使用期限は5年程度ですが、長いものは7~10年もつ物もあります。



炊飯器で保温しない

ご飯を炊くのに毎日使う炊飯器ですが、これも結構電気を使います。 特に冬場は保温に電気を大量に消費するので、長い時間保温しない ことをオススメします。

保温時間が長いと、お米も乾燥して味が落ちますので、 お米が炊けたらOFFにしましょう。乾燥を防ぐので味が 落ちにくく、温めたい時はレンジでチンした方が全体的に 消費電力は少なくてすみます。


食器洗い乾燥機は使わない

自動で食器を洗ってくれる食器洗い乾燥機は大変便利ですが、 電気代は結構かかります。電気代を考えると使わないのが ベストで、なるべく手で洗いましょう。

ウチでは、食器洗い乾燥機に洗った食器を入れて 自然乾燥させています。電気代もかからず、 スペースも無駄になりませんね。


衣類乾燥機もなるべく使わない

衣類乾燥機は寒い冬場には大活躍してくれる文明の利器ですが、 ヒーターを使うぶん、電気代も凄いですね。冬場や急いで衣類を 乾かしたい時以外は使わないようにすると電気代も浮きます。

なお乾燥機は電気式が一般的ですが、中にはガス式の衣類乾燥機もあります。 電気式よりも経済的なのはガス式で、大家族には向いていますね。 いずれにせよ乾燥機を使うと費用がかかるのは同じですが…。

衣類は、冬場は代わりに除湿器を使って干すととまだ早めに 乾かせますし、暖房の効いた部屋で干すと効率的です。 やはり自然乾燥が最も経済的ですね。


冬は湯たんぽ

昔からある湯たんぽは、冬場は重宝します。布団の中、足元に 置いておくだけで温かいですし、夜間にエアコンやストーブをなるべく 使わないで眠れます。

また湯たんぽは専用品を買わなくても、ペットボトルに給湯器の お湯を入れて代用することも可能ですし、また専用品の方がより高温の お湯を入れて使えるメリットもあります。湯温100℃対応の製品もあります。



冷蔵庫でも節約可能です。

普段何気無く使っている冷蔵庫ですが、使い方次第で電気代は かなり変わってきます。冷蔵庫は中身をギチギチに詰めると、 冷気の流れが悪くなり、冷えるまで時間がかかり余計に電気を 使います。

なので、冷蔵庫は物をあまり詰めず、スペースに余裕を持って 使用しましょう。また中の余分なもの、要らない物も捨ててしまう 方が無難ですね。

また冷蔵庫は開け閉めが多いと冷却が逃げて中の温度が上がって しまい、再度冷やすのに電気を使います。冷蔵庫の開閉は 最小限にしましょう。夏場は特に効果的です。

ちなみに冷蔵庫は新しくて大きい方が電気代がかかりません。 これは、中の冷却装置の電気効率が良くて、すぐに冷えるので 稼働時間が短い為ですね。

逆に古くて小さい冷蔵庫は電気代がかかります。冷却効率が あまりよくないので、冷却装置の稼働時間が長くなる為、 結果的に大きい冷蔵庫よりも電気を使います。

ちょっと以外ですが、大きい冷蔵庫の方が冷却装置も大きく、 すぐに冷えて効率がよいので消費電力は少ないのは豆知識 として覚えておいて下さいね。

ちなみに独り暮らしなどで冷蔵庫が空になっている事が多い 方は、迷わず冷蔵庫のコンセントを抜いておきましょう。 電気代もかからないのでオススメです。


エアコンでも節約

もちろんエアコンでも節電は可能です。冷房は真夏でも 設定温度は28℃で充分です。冷房は除湿効果もあるので 部屋の湿度も下がるため、体感温度はグッと下がりますね。

ちなみに、冷房でなく除湿のみの使用は、逆に消費電力が 高くなるので経済的ではありません。冷房にプラスして 扇風機やうちわで風を作るのが最も良く冷えて効率的です。

なおエアコンは出来ればインバーター方式の方が消費電力が かなり抑えられます。インバーターエアコンは、自動で最適な 冷房の強さにしてくれるので、最も経済的です。

また冷房、暖房にも使えるインバーターエアコンは少々値段が 張りますが、電気代ですぐに元が取れるので、エアコンの買い換えの際に検討してみてはいかがでしょうか。

エアコンは最も電気代がかかる家電です

エアコンは家電の中で最も消費電力量が多くなりやすく、その為工夫次第で 月の電気代が変わってきます。夏は設定温度を下げすぎず28℃程度、冬は最低限の温度で20℃くらいと 最低限の使用時間で節約を。

よく言われていることですが、エアコンはこまめにフィルター掃除を行いましょう。フィルターが詰まっていると なおさら風量が必要になり、消費電力が上がります。掃除機でフィルターのホコリを取って使用しましょう。

エアコンの使用頻度にもよりますが、最低でも月に一回はフィルターの汚れをチェックするのがベスト。 また冬は室外機で加熱するので効率が悪く、石油ストーブの方がコスト面でも有利といえます。

エアコンを新規に購入する際、なるべく性能に余裕のある機種を選びましょう。 例えば、6畳間なら「6~8畳まで対応」、8畳間なら「8~10畳まで対応」の機種を。 冷却能力に余裕があれば、フルに電気を使う時間が短くなるので、結果的に 電気代も安くなります。

なお運転モードは「自動」にして使用すると、冷暖房を適度な風量で行ってくれるので、非インバーター方式の エアコンでも、最も省電力に使うことができます。


電気カーペットはなるべく使わない

これは人によるかもしれませんが、電気カーペットは使わないか 使っても設定温度は最低温度に設定しましょう。

代わりに断熱性、保温性の高い冬用カーペットを敷くだけでも 充分代わりになりますし、ウチでは電気カーペットの電源を入れずに 使用しています。


洗濯機は容量少な目で

そして洗濯機。ついつい容量一杯に使っている方が多いのでは ないでしょうか。実は最大容量で使うと、水を入れて回すのに 負担がかかり、余計に多く電気を使います。

なので、洗濯機は容量の6割程度までで使用することをオススメします。余裕を持って使用すると、意外と電気代を抑えられますので 是非試してほしいですね。

また洗濯機も新しいほうが省電力でなおかつ静かです。壊れるまで 使用するよりも、家庭にあったサイズで新しいほうが安くあがる 場合も多いようです。

少々面倒ではありますが、洗濯機も長時間使用しない時は コンセントを抜いておくことで待機電力を使わず、節電できますよ。 そして給水の際にお風呂の残り湯を使うのも鉄板です。 無駄を省くことの積み重ねで節約していきましょう。


PCは省電力なノートPCを

最近はWindowsパソコンよりもスマートフォンを使用する方が多いですが、 それでも画面が大きい分、一定の需要があるのがパソコンです。

省電力を考えると、デスクトップPCよりも断然ノートPCの方が消費電力が 低いので、できるだけノートを使うのが懸命ですね。ちなみにノートPCで 最も消費電力の低いタイプだと、40W程度になります。

これは小さ目の電球一個分の消費電力です。デスクトップだとここまで省電力な 製品はちょっとないですし、液晶も画面サイズが大きいほど消費電力は大きいですね。

ノートPCは持ち運びが楽なだけでなく、処分の際にも簡単に運べるのが大きな利点です。 画面サイズは15インチもあれば充分ですし、14インチ以下の製品も消費電力が低い ので、電気代もあまりかかりません。