貯金額はいくらくらい？

貯金はいくらあっても良いものですが、実際のところ、世間の方々はどの位の貯金額なのか、雑誌等で見てみると、なかなか幅があるものです。年代や職業にも左右される部分もありますが、 30代以下の方々はおよそ200万円以下が大多数ですね。

ある程度貯金のある方はいいのですが、問題は貯金が「ゼロ」の方。これも年代を問わずに結構いらっしゃるようです。これはちょっと考えものですね。貯金が無い、のは「余裕が無い」のと同じです。

「貯金が無くてもなんとかなる」という考えは危険、と断言できます。年代を問わずに、今すぐ貯金を始めるのが、将来のために役立つと思いますよ。老後にお金に苦労するのは本当に大変です。

貯金は「徐々に」はじめてもいい

よし貯金するぞ！と意気込んではみたものの、少し貯まるとつい、使ってしまうのも「貯金あるある」ですね。貯金は「浪費しない」のと同じ事といえます。まず無駄遣いをなくし、買う前に本当に必要なモノか見極めるのが肝心です。

つい買ってしまう、というのをやめて、本当に必要なモノか判断して「買わない」選択をなるべく増やすのも、貯金につながります。

貯金がゼロの方は、最初は月に5千円貯める努力をしましょう。これも不思議なモノで、いちど出来ると次は楽に出来るようになります。次は月に一万円貯まるように無駄遣いを無くす。これの繰り返しで、最終的に月数万円貯まるようにしていきましょう。

このように、貯金は徐々に始めた方が挫折しにくいと思います。理想は、「貯金が趣味」になることですね。お金があるほど、金銭的な余裕だけでなく、気持ち的にも余裕が生まれます。現実的に考えて、いざというときに役に立つのはやっぱりお金ですから、しっかり貯金しましょう。

20代、30代の方はついつい欲しいものを買って浪費してしまいがちな傾向があると思います。しかし、若いうちから貯金を貯めていくと将来の貯蓄額も大きくなるものも事実です。

「ウチは給料が安いから貯金出来ない」のは言い訳といえます。実際は収入と貯金額は必ずしも比例しないモノですので、心がけ次第です。毎月シッカリ貯めていきましょう。

そして、一つの目標額としてまず100万円を目指すのが、無理のない金額だと思います。このくらいあれば、急にお金が必要な事態になっても安心ではないでしょうか。

現在も高齢化社会が進行していますし、老後の蓄えとしても、お金を貯めておくのがベストですね。「アリとキリギリス」ではないですが、日々の貯金がやがて身を助けるものだと思います。

40才以上になると、子供の学費等や住宅ローンなどの問題もありますが、世代的には300万円程度の貯金がある方が多くなります。また、貯金額の格差が広がっていく年代でもありますね。

独身が既婚かで貯金額も変わりますが、独身で貯金が無い方もいれば、逆に既婚者でもシッカリと貯金を貯めている方もいます。まさに人それぞれですね。

このくらいの世代になると、もう貯金額は死活問題になります。ご自身の毎月の支出を見直して、無駄を排除して毎月貯金できるクセを付けるのが重要ではないでしょうか。

また、貯蓄総額は世帯で見るよりも個人単位で見るべきです。「世帯」だとバラツキがありますし、個人それぞれの貯金額で考えたほうが分かりやすいと思います。

ご自身の貯金額をより高めるためにも、毎月のお金の流れ「キャッシュフロー」を把握しましょう。毎月、何にいくら使っているのかを改めて検証し、本当に生活に必要なものを買い、娯楽品や無駄な物は極力買わないのが、「貯まる人」の特徴ですね。

生活必需品を買うにしても、元が取れるものを買うのが理想的。また、長く使える物ほどお得です。靴や服でも、ちょっといい物を買った方が長持ちしてくれて、長い目で見ると割安な物は多いですね。

臨時収入やボーナス、昇給した分のお金も、大部分は貯蓄に回すのが正解です。お金は何時でも使えるぶん、どんどん残しておくのが正解ですね。

「お金は使わず残す、増やす」のが貯蓄額を増やす唯一の方法です。工夫次第でお金はドンドン貯められますよ。