貯金の仕方

お金を貯める大原則として、収入〉支出が基本となります。つまり、毎月の収入よりも支出を少なくする、ということです。

貯金が上手な方ほど、これが徹底しています。シンプルなことではありますが、どんどん支出を抑えていくことで、結果的にお金は貯まります。

収入を増やすか、支出を減らすか

もう一つの考え方として、「収入を増やす」のも手です。収入を増やすことで結果的にお金が貯まりやすくなりますが、下手に収入が増えても、その分生活レベルが上がってしまい、結局貯金ができないのはよくある話ですね。

ですので、「収入を増やす」のも良いですが、それよりも「支出を減らす」ことを重視したほうが断然効果的といえます。

そしてこの支出は、やり方次第でかなり削れます。徹底的に余計な支出を抑えていくことで驚くほどお金が貯まりますよ。

支出を抑えるのに最も効果的なのは「固定費を減らす」ことです。毎月余計に払っているものがあれば、どんどん見直していきましょう！

例えば携帯代。スマートフォンをどのくらい使っていますか？毎月のデータ量を把握して、大手キャリアから格安simに乗り換えるのも非常に有効です。LTEの高速回線でなくても、ネットを見るくらいなら問題ありません。ライフスタイルにあったプランを探しましょう。

次は実家暮らしでないなら、家賃も重要です。家賃はずっと支払うものですから、もう少し安い所へ引っ越すのも有効です。

住宅ローンが残っているなら、昔よりも低金利が進んでいるので、より金利の低いローンを組み直すのも良い方法ですね。これは残りの支払い年数が多いほど有効です。

そして保険。これも毎月の固定費としてはかなり大きいはずです。案外、割高な保険に何となく入っていたりすることもあるので、次回の保険の更新に合わせて見直すのも有効ですよ。

他にも、毎月決まった額の支払いがあれば、それは「固定費」です。この機会に、徹底的に見直してみましょう。この固定費を抑えることで、結果的に支出が減り、貯金がしやすくなります。ぜひトライしてみて下さい。

毎月、しっかりお金を貯めたいなら、給料が入った時点で決まった金額を貯金してしまいましょう。月に2万円でも、先に貯めておいて、残った金額で生活します。要は定期預金でもOKですね。

これは月に残ったお金を貯金するよりも、断然効果的です。強制的に節約体質になれるので、お金の貯め方としては正に王道といえそうです。貯金上手な方ほど、この天引き貯金額は多いですね。

月に2万円なら、年で24万円。月に5万円なら、年で60万円貯まります。固定費を抑え、さらに食費や光熱費も抑えていくと、驚くほど貯められるようになります。まずは実践してみましょう。

毎月の給料の他に、会社によってはボーナスや寸志（小額のボーナス）がもらえたりしますが、使いたい気持ちをグッと我慢して貯金にまわすのがベストですね。

生活必需品を買うのには無駄が無いですが、急に大金が入っても使わないのが大事です。日々の積み重ねが、そのまま貯金額に反映されます。

生活に必要な物、食品や日用品だけを買うのはもちろんですが、ジュースも買わず、水やお茶のみに徹底するのも大事です。不用なものは買わない。我慢する。これはお金持ちの方に共通する習慣でもあります。

服も無駄に買わず、あるもので済ませる。なかなか大変なことではありますが、そのぶんお金が貯まるのも事実です。無駄な出費を毎日抑えて行きましょう。「貯金が趣味」になるのが最も理想的ですね。

また、お金を貯めて欲しいものを買うという「目標」を持つことも、貯金のモチベーションの維持には非常に効果的です。目標額は高すぎず、２年以内に達成できるくらいが最初の目標には良いかと思います。

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